タイ国日本人会の法要行事

伝統を後世に引き継ぐ 法要
  • 日本人納骨堂
日本人会ではラーチャブラナ寺(ワットリアップ)にある日本人納骨堂の保守・管理を行っており、毎年2回春と秋のお彼岸に法要を行っています。日本人納骨堂は、日本人会発足以前の1910年頃より、日本人有志により「バンコクに日本人の墓地を造る」という目標で資金が積み立てられたのがはじまりで、1913年の日本人会発足以降、日本人会が資金の管理を引き継ぎ、1935年にトンブリ地区のワットリアップに納骨堂が完成しました。日本人納骨堂には明治28年から現在までの間にタイ国で亡くなられた霊が安置されています。
日本人会会員はどの宗教でも納骨できます。
堂守には高野山真言宗より管理僧を派遣して頂き、当地で亡くなられた方々のご葬儀でのご供養や、個人のご命日の法事を行っています。
ラーチャブラナ寺 日本人納骨堂への地図
最寄り駅 : MRT Sanam Chai駅
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  • カンチャナブリ慰霊塔
カンチャナブリの慰霊塔は、第二次世界大戦中に泰緬鉄道建設に従事して亡くなれた外国の方々の慰霊のために日本軍が建設したものです。現在はタイ国日本人会が管理しています。会員有志の参加で年に一度法要を行っています。
  • ケンコイ寺「日本人移民之碑」
明治時代に最初の移民として渡タイされ、コーラート鉄道に労務者として、サラブリー、ケンコイ方面で働いていた人達が全員マラリアなどにおかされ、亡くなられました。それら18名の先輩方は日本人納骨堂にも無名の御霊として長く祀られております。日本人会では慰霊のため1966年にケンコイ寺境内に第一回移民ノ碑を建立いたしました 。
  • 懇和会
戦後1年間の抑留生活を送った後残留を許された約130名の邦人が、先人が残された唯一の資産「納骨堂」を有志で修復させ、この地で亡くなられた先輩や仲間の法要を行うため、日本人僧侶を高野山より派遣して頂く為に「仏教奉賛会」が発足いたしました。その後この会は「懇和会」と名を改め、タイに長期在留する日本人仲間の親睦団体として、国際結婚された方々も参加されて日タイ親善にも寄与しております。主に会員の福利厚生を目的に親睦活動(講演会・新年会・旅行等)、冠婚葬祭を執り行うなど、会員はタイに長期滞在する方が主で現在約150名の会員で諸活動を行っております。
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