次の100年につながる「より開かれた日本人会」を目指して、会員相互の親睦及びタイ日親善に貢献してまいります。

会長メッセージ
shimada
タイ国日本人会会長  島田 厚

2026年 新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 2026年の幕開けにあたり、皆さまに心よりお祝い申し上げます。

 まず、昨年10月にご崩御されたシリキット王太后陛下のご遺徳を偲び、謹んで哀悼の意を表します。長年にわたり社会福祉や教育、文化振興に尽くされた陛下のお姿は、今もタイ国民の心に深く刻まれております。その温かなお人柄と慈愛の精神は、私たち外国人居住者にとっても大きな学びであり、敬意をもってご冥福をお祈り申し上げます。また、3月に発生したミャンマー地震及び11月に南部地域で発生した大洪水では、タイ国内でも不安が広がる中、人々が互いに助け合う姿が見られました。困難な時こそ支え合うタイ社会の優しさとたくましさに、改めて心を打たれました。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 さて昨年は日本人会にとっても実り多い一年でした。

 10部会、32同好会・青少年サークルによる数々の活動・行事に加え、7月には35年ぶりとなる運動会を開催し272名もの方々にご参加いただきました。子どもから大人まで、笑顔と歓声があふれる一日となり、世代を超えて自然と心がつながる、そんな温かい時間を共有できました。長く途絶えていた行事を、皆さまの力で再び形にできたことに、心から感謝申し上げます。

 また、9月に行ったICONSIAMでのチャリティーバザーは初の2日間開催とし、約6,000名の来場者をお迎えしました。ステージ発表やミュージカル、参加型ワークショップなど、多彩なプログラムを通じて「見る・体験する・支援する」を一体にした新しいイベントとして、多くの方々に楽しんでいただけました。バザーの収益は教育支援や福祉、災害支援などに役立てられ、皆さまの温かい思いが確かに社会に届けられています。

 2026年の世界は、AIや環境問題への意識がますます高まり、人と人とのつながりの大切さが改めて見直される時代です。タイと日本の交流も、ビジネスや教育、文化など幅広い分野でより深まっています。そうした中で、日本人会は「互いに助け合い、理解し合う場」として、在留邦人同士の絆を育みながら、タイ社会との交流をさらに広げていきたいと考えています。

 これからも、皆さまの温かいご支援のもと、安心して暮らし、笑顔でつながる日本人会を目指してまいります。

 本年が、皆さまにとって健康で希望に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2026年1月-3月号クルンテープ誌 新年のご挨拶より
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