タイ保健省や一部報道によりますと、タイ滞在の外国人もワクチン接種計画に含まれるとのことですが、まだ詳細については発表されておらず、タイ国日本人会にも様々なお問合せが寄せられております。会員企業様であるサミティベート病院、バムルンラード病院の日本人担当者に現時点の状況をヒアリングさせていただきましたので、お伝えいたします。
※情報は今後も随時、アップデートし、日本人会Lineなどで情報共有できるよう努めたいと思います。
<ご参考:バンコクポスト 5/7報道>
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2111403/foreigners-to-get-equal-access
Q. 「外国人もタイ政府の接種計画に含まれる」、「外国人が接種できるのはタイ人の接種が終わってから」、「ピンクIDが条件」などという報道がありますが、実際はどうなのでしょうか。
【サミティベート病院 ご担当者様より】
いわゆるコロナワクチンに関しては日本でもタイでも相当数のデマが飛び交う状況ですが、やはり政府筋の情報としてBangkok Postの記事が最も信頼性と即時性を兼ね備えていると考えて良いと思います。
過去3日間の記事によると、1.現時点では十分な数が確保されていないのでタイ人(国籍を持つ者)を優先して接種を行っている、2.集団免疫を獲得する目的でタイ人6700万人、外国人300万人の区別なく、最終的に70%以上に接種を済ませることを急いでいる(7月中に接種者隔離なしを開始したいという首相の意向は何度も報道されていますね)、
3.6月以降タイ国内でのライセンス生産が始まることもあって、接種が加速されるはず、4.外国人がWEBからと病院からの両方で登録できるようなシステムを今開発中=ピンクIDとは別ということです。
つまり、日本人は接種してもらえる、ただしタイ人の後になる、ピンクIDの有無は関係ない、急いでいるがいつになるかは未確定と読めます。
サミティヴェートを含む民間病院には、これ以上の情報は一切入ってきていませんが、いずれ接種可能にはなります。情報が入り次第皆様に配信するように致します。
(お問い合わせ先)サミティヴェート病院スクムビット 日本マーケティング部
japan@samitivej.co.th もしくは 020-222-121(平日8-17時)まで
【バムルンラード病院 ご担当者様より】
現在バムルンラード・インターナショナルでも、タイ在住邦人の皆様にいち早くワクチンをご提供できますよう、保健省及びその他の私立病院とも協力し努力しております。
ご存知の通り、既にフロントラインで活躍する医療従事者向けに、まずは国立病院、その後私立病院にも割り当てがあり、ワクチンの接種が始まっておりますが、それも未だ不十分な状況であります。従いまして、今のところ、タイ在住邦人の皆様向けのワクチンの入荷予定や製薬会社などまだ情報が入ってきておりませんが、今後何か情報が入り次第共有させていただければと思っております。
(お問合せ先)バムルンラード病院 日本語サービスカウンター
https://www.bumrungrad.com/jp/international-patient-center