タイ国日本人会同好会・タイを知る会主催
【2024年1月19日(金) 瀬戸正夫氏のお話会】
タイを知る会では、戦前から激動の時代をタイで生き抜いてこられた瀬戸正夫氏のお話会を企画しました。
瀬戸氏の興味深い略歴と貴重な体験、そして多彩な著書に触れながら、タイの歴史や文化について一緒に学びませんか。
タイの移りゆく姿をご存じである瀬戸氏にお話を頂く大変貴重な機会となりますので、ぜひ多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。
【日時】2024年1月19日(金)9時30分開場、10時開演
【場所】タイ国日本人会
本館(サトーン)/ ファンクションルーム
※別館ではありません、ご注意ください。
【費用】・日本人会会員:無料
・日本人会未加入者:200バーツ(入館料として)
【申込方法】以下のリンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/fDD7KWijYcA1vsW28
瀬戸正夫氏の略歴:
1931年、タイの南部プーケットにて日本人の父とタイ人の母のもとに生まれ、盤谷日本尋常小学校(バンコク日本国民学校)に入学。中学時代は太平洋戦争の激動期に学び、学校で戦い方を身につけるという環境で育ちました。入学前までは日本語とは無縁の環境でしたが、学校の先生のご指導と自身のたゆまぬ努力により、日本で生まれ育った人たちと同等の日本語を習得しました。
バンブァトーンでの抑留生活を乗り越えた後、タイに在留する決断を下します。母とともに貧しい状況にありながら、独学で写真を習得、朝日新聞バンコク支局のカメラマンとしての経歴を経て、東南アジア通信、アジアプレスなどのジャーナリストとしての輝かしいキャリアを築き上げました。
瀬戸正夫氏の著書:
- 『父と日本に捨てられて』 (可能書房、絶版)
- 『瀬戸正夫の人生(上下)』 (東京堂書店)
- 『バンコクの灯』 (東京堂書店、シーカー・アジア財団印刷)
- 『瀬戸正夫の一枚の写真①』 『ナヴィッ・マサオセト』 - タイ語版。
- 『旅の道すがら』 (東京堂書店)
- 『絵葉書 40種』
自伝には、学校での学びや抑留生活、戦後の混乱期の体験、国籍の話、バンコクを中心にした日本人学校や日本人会の変遷など、タイの歴史と移り行く様子が詳細に描かれています。また、17歳から、カメラ片手にタイ全土を愛車で旅した際の写真集などもあり、タイを知る上で見逃せない著書ばかりです。