サムットソンクラーム県 メークロン路線市場、アンパワー水上市場撮影会
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サムットソンクラーム県
サムットソンクラーム県は、タイ湾に面したメークローン川の河口がある事から、およそ300年程前、アユタヤ王朝〜トンブリー王朝の時代に、水運の要所として発展し、海軍の要塞などもあった所。
2019年9月22日(日)メークロン鉄道市場、別名タラード・ロムフッブ(傘をたたむ市場)とアンパワー市場(タラードナーム・アンパワー)でクルンテープ写真倶楽部の撮影会を実施しました。当日は残念ながら、雨でしたがカメラを雨に濡らさないように、またはスマホで何とか撮影し、予定時間より早めに切り上げ、アンパワー市場で出来合い惣菜を仕入れて、帰りの車中で宴会をしながら、渋滞も気にならずバンコクへ戻りました。
メークロン路線市場
メークロン路線市場はメークロン駅(終点)直前の線路脇までせり出した市場で、列車が一日4往復通過する度に日除けテントをたたむことから別名傘たたみ市場とも呼ばれています。日本では絶対にありえない、また、誰が見ても危険極まりないこのような市場が今でも営業されているのが不思議です。現在の場所で商売が行われるようになったのは、1980年代タイ鉄道が国営化されたのをきっかけに、線路脇の土地(国有地)に家を建てて住み始め、線路脇で小さな商いを始めたのがきっかけといわれています。国有地に住む人たちを強制撤去させることは、他所の例からも簡単ではなく、終着駅の直前で、スピードは遅いものの危険であることに変わりはないが、黙認状態となっていました。
近年では世界的に珍しい市場として有名になり観光客も増え、タイの一大観光地、インスタ映えとして活気ある市場へと発展しています。
アンパワー水上市場
アンパワー水上マーケットは17世紀頃から通商の拠点として発達し、2008年ユネスコのアジア太平洋地区の文化遺産保存賞を受賞しています。運河沿いに高床の伝統家屋が軒を連ね、水と共に歩んで来た人々の暮らしを、垣間みる事が出来るので古き良き時代のタイを求めるタイ人や外国人からも人気を集めています。全長およそ500mのアンパワー運河の両岸には、おみやげ屋やタイ料理をはじめ地元のスイーツの店、タイ式コーヒーの屋台にトロピカルフルーツなど数多くの店がびっしりと建ち並んでいます。最近では外国人向けの商品が増えています。マーケットが開催されるのは毎週金土日の週末で、15:00から21:00時まで。
船に乗ってランプーの木に集まるホタルの観賞もできます。ホタル観賞のベストシーズンは5月から10月ですが、撮影会当日は雨のためホタルの撮影は断念しました。
マーケットから離れた場所には、マーケットとは異なる閑静な雰囲気の民家が並んでいます。古い伝統家屋や長屋が残り、地元住民も昔ながらの水上生活を続けている様子を見ることができます。
【クルンテープ写真倶楽部 中田 武
】
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