タイ国日本人会(所在地:タイ王国バンコク、会長:島田厚)は、3月19日(木)クロントイ地区を訪問し、下記4団体に総額52万4360バーツを寄付させて頂きました。贈呈式には、在タイ日本国大使館より小林広報文化部長、日本人会より島田会長、チャリティー運営委員会の西村委員長、富永理事に出席頂きました。
日本人会では、昨年9月に実施された日本人会チャリティーバザーの純益金や企業・団体・個人様からの現金寄付を原資に、支援先に関しては、チャリティー基金運営委員会で厳正なる審議の上、決定させて頂いております。
・シーカーアジア財団 138,360バーツ
スラム、農村児童の研修キャンプ活動、環境整備 (対象120名)
・プラティープ財団 100,000バーツ
スラムの青少年リーダー育成事業 (対象60名)
・クロントイ幼稚園 206,000バーツ
①遠足活動(新型肺炎の影響で中止⇒伝染病対策備蓄品購入費に充当)、②臨時職員の人件費 (対象60名)
・Social Development and Service(Football) 80,000バーツ
クロントイスラム地区の青少年の非行防止のためのサッカー活動支援(ユニフォーム制作費用)(対象200名)
贈呈式の前にシーカー・アジア財団 八木沢ディレクターにクロントイスラムをご案内いただきました。バンコクのスラムは、約2000カ所、人口約200万人以上と都市化が進むタイの大きな社会問題の一つとなっております。カンボジアはじめ移民の方も多く、今後立ち退きの問題にも直面しているというスラムの現状を視察することができました。十分ではない住環境の中でも、子ども達が明るく成長している様子が伺えました。
また、当地で40年前から活動を行っておりますプラティープ財団のプラティープ先生も贈呈式にお立合いいただき、スラムの問題解決には子供たちの教育が重要であり、日本人社会の寄付をタイの将来を担う青少年育成事業に有効に活用して頂くことをお話いただきました。
現在、シーカー・アジア財団では、工房で手作りマスクを制作しています。ご購入希望の方は、下記財団のFacebookよりご確認ください。クラフト品の購入もチャリティー支援の一環になりますので、是非ご支援いただければと思います。
https://www.facebook.com/sikkha.official/
今回もコクヨインターナショナル様のご厚意により、各団体にノート100冊ずつ(総計500冊)をご寄贈いただきました。ありがとうございました。
タイ国日本人会では、これからも在タイ日本人社会を代表しまして、タイ社会への感謝の気持ちを込めて、社会貢献活動を展開していきます。皆様のご支援、ありがとうございます。