編み物・手芸の会 第3回作品展
11/16-18の3日間、編み物・手芸の会による第3回作品展を無事開催する事が出来ました。
今年は想定外のコロナによる活動自粛が長期間あったり、やむを得ず日本に帰国し戻って来られない方もいて、参加できる会員数は半数ほどの中での作品展開催でした。
また前回にあたる第2回開催は10数年前だったので、会員の殆どが作品展開催に向けて初心者でした。
作品展の日程は決まっている中、本当に開催する事ができるのか、私たちの準備は若干の不安を抱きながら始まりました。
展示するのは、会員が今回の作品展に向けて編んだり作ったり、またこれまでに編み貯め、作り貯めしてきた作品です。
入会して1年足らずの私は、人生で今までに編んだ大物といえば2年もかけて短めに終わらせたマフラー位です。ですが今回はサマーセーターを一着は編み上げようと決めました。
先輩方の編み進める速さには驚きました。次々に完成する作品に私たち新参者は目を奪われました。
しかし、広い会場を会員の作品で埋める事ができるのか、直前まで心配がありました。作品展まで残り1ヶ月を切り、初めて皆んなのこれまでの作品が持ち寄られました。先生、先輩方が作って来られた色とりどりの多くの作品が並びました。十分な品数でした。
レイアウト案や来場者へのおもてなし案等も次々に出され、急ピッチで作品展は具体化されていきました。
作品展初日、予想以上のとても多くの方に来場して頂きました。そして来て頂いた方には楽しいひと時を過ごして頂けたのではと思います。
それはバンコクに長らく住まわれ、その中で広い交友関係を築かれてきた先生、先輩会員方のおかげでした。
会場に来てくれた私の友人談で、タイで編み物?と最初はびっくりしたけれど、なるほど気候に合った羽織物や作品も多くて素敵だったと。そして何より印象的だったのは、先輩方のパワフルさだったようです。おしゃべりが一流のコントみたいで、年齢を感じさせないアグレッシブさ。自分も見習わなきゃととてもパワーを貰えたそうです。そして私も編み物同好会でそんな刺激をいっぱい受けているんだねと。
そうなんです、本当に私自身、先生、先輩方のパワーに驚き、いつも笑わせて頂いていました。
そして新参者チームの皆さんへも感謝です。作品展という目標に向かっていく中で協力し合って進めました。心強かったです。
今回、私が学ばせて頂いたことがありました。それは一人の力では出来ないことも、皆んなの力を合わせたらこんな風に出来てしまうという事。その事を頭でではなく肌で感じる事が出来ました。
そしてシンプルに、とても楽しかったです。
開催にあたってご協力頂いた皆様、会場を無料で提供頂いた事、時間を作ってご来場くださった皆様、日本人会会長、文化部長、元会長、事務局長、事務職の方々、心より御礼申し上げます。
最後に、私のサマーセーターは作品展前夜に無事完成させることが出来ました。先生ありがとうございました。