活動報告 / リリース
イベント
  • 婦人部主催 Jim Thompson House Museum Tour開催しました
    2021年03月25日(木)

2021年3月23日 (火) Jim Thompson's House にて、日本人のボランティア・ガイドによるHouse Museum Tourとランチ会が行われました。
当日はタイムスケジュールの都合上、午前9時に現地集合という、ややハードルの高い設定となりましたが、36名の参加者の方々には30分以上前からお集まりいただき、当企画に対する関心の高さが伝わってきました。
 
第二次世界大戦中にタイに派遣されたのち終戦後もタイに残って、タイシルクの事業化に貢献したジム・トンプソンの住居跡は現在、博物館として一般公開されています。アユタヤなどから移築された建物には、重厚なチーク材がふんだんに使われ、多くのセレブたちが集まった当時の面影が、そこここに残っています。建築家でもあったジム・トンプソンの創意工夫が随所にちりばめられた建物は、タイの伝統建築をふまえつつ、快適で美しい空間となっています。
 
またジム・トンプソンは、タイの絵画や陶磁器、仏像などの価値についても、いち早く気づき散逸を避けるために収集していました。その美術品の一部が飾られたほの暗い空間は、緑の木々や香り高い花々、そしてやわらかなライトの光につつまれて、美術館では味わえない悠久の時の流れを感じさせてくれます。
 
9時15分。中庭にて記念写真を撮影した後、それぞれが手荷物をロッカーに預けて、6つのグループに分かれ、出発。通常ならば30分ほどで終わるHouse Museum Tourのコースを、日本人ボランティア・ガイドさんは丁寧にそして愛情を込めて、説明してくださいました。説明に耳を傾けて、驚いたり納得したりの1時間あまりは、文字通り、あっという間に過ぎ去って、「まだまだお聞きしたかった」との声が多く聞かれました。
 
午前11時。コロナ対策として、オープンスペースであるテラスに、1テーブル2~4席ずつでセッティングされた本格的なタイ料理レストランにて、ランチ開始。
当イベントのために特別に準備されたランチメニューは、Aセット・Bセットと、それぞれ持ち帰り用に、ノンスパイシーを入れて全部で5種類。
マッサマンカレー・ソフトシェルクラブ炒めを主菜としたAセット、牛肉のグリーンカレー・ブロッコリ炒めを主菜としたBセット、それぞれに違う前菜2種とスープがつき、さらにデザートと、レモングラスのソフトドリンクまで加えた充実のコースメニューを、参加者の皆さまにご堪能いただきました。
 
12時過ぎに、各自解散>
楽しい会話に名残を惜しみつつ、レストランを後にされる参加者のお姿には、ジムトンプソンのホスピタリティと出合い、日本人ボランティアガイドの方々の熱い思いにふれて、お腹だけでなく心も満たされた様子がにじんでいました。
 
婦人部活動の新年度第1回目となる次回は、5月25日(火)に医療講習会として、  『女性のライフステージに合わせた様々な症状との付き合い方 』
のテーマに基づき、バムルンラードインターナショナル病院の田中昌代先生にお話をしていただきます。
事前に先生への、質問も受け付けております。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
医療講習会の詳細は、こちらよりどうぞ↓
https://docs.google.com/forms/d/1FmbYoFMxiDf1cRVIeH4dchjr1cYVkLll8ZMT-LMboVE/edit?usp=drivesdk
 
 
                                                      タイ国日本人会婦人部
                                 谷口元子
 

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