2022年2月28日、日本人会別館にて木もれ日発表会を行いました。
昨年に引き続き、コロナ禍の発表会でした。昨年はZOOMを利用したオンラインでの開催でしたが、今年は満願叶い、お客様の前で歌うことができました。

さて、今回の木もれ日発表会という名前ですが、女声コーラスのメンバーから案を募って決めたものです。
「青々と茂った木々の葉から柔らかい光が漏れ、キラキラとしたその情景のように安らぎを感じる」と仰ったのは我らが盛田弥生先生ですが、コンサートにいらしたお客様にもそのように感じていただければと思い、練習を重ねました。
唱歌、クラシック、J-POP、ディズニーアニメソングと様々なジャンルの名曲を詰め込んだセットリストは以下の通りです。

1.小さな四季
2.Serenade ドリゴのセレナーデ
3.Auf Flügeln des Gesanges 歌のつばさに
4.ホール・ニュー・ワールド　A Whole New World
5.空も飛べるはず
6.YELL
アンコール　春が来た(「小さな四季」より)


「日本の四季」は、異国の地で奮闘する私たちの心を故郷に誘うようでした。
「ドリゴのセレナーデ」、「歌のつばさに」のクラシック二曲の優美なメロディに私たちもうっとりとしました。
英語の歌詞の練習時は四苦八苦した「ホール・ニュー・ワールド」でしたが、本番ではディズニーアニメアラジンの恋人たちのように一体感をもって歌うことができました。
ポップス二曲は個性の違う二曲を。スピッツの「空も飛べるはず」はさわやかに歌いあげ、いきものがかりの「YELL」では発表会を締め括るに相応しい力強いハーモニーを響かせました。

今回、アンコール曲を用意していませんでしたが、ありがたい事に客席よりアンコールの要望をいただきました。「日本の四季」より「春が来た」を、おいでくださったお客様も交え、会場一体となって歌いました。
曲が終わるとあたたかい拍手をお客様よりいただき、無事に発表会を終えることができました。ご来場くださったお客様、本当にありがとうございました。

最後に、今回指揮を担当した菅野可奈子さんをご紹介させてください。
女声コーラスのアルトとして活動していた彼女ですが、盛田先生からのご指名を受け、指揮者を引き受けてくれました。部長と指揮者を兼ね、発表会を成功させたまさに立役者でしたが、木もれ日発表会を最後に帰国されました。彼女の尽力に一同感謝の気持ちでいっぱいです。

楽しい発表会を終え、すでに新年度の活動を始めています。今年もバラエティ豊かなメンバーで、様々な曲を歌っていきます。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。お子様連れの方、初心者の方も大歓迎です。歌を愛する心だけお持ちになって是非見学にいらしてください。　記　斎藤　鮎子