活動報告 / リリース
同好会
  • 【タイを知る会】7/22(金) 『タイの子育てと教育 絵本〜「ももたろう」と「ヤーイカター」から〜』
    2022年07月30日(土)
2022年7月22日(金)タイを知る会では、泰日工業大学のお二人の先生をお招きし、タイと日本・それぞれの絵本に見るタイ人と日本人の気質の違いや、タイの生活の中でふと気になる様なあれこれについて盛り沢山のお話をしていただきました。
参加者からのご感想と講演会時にお答えできなかった質問の先生からの回答をまとめました。
 
〜参加者からの感想〜
 
◉先生方のお話の感想◉
・水谷先生の、日本人の子供もたまには自分たちだけでBTSでMBKなど行って欲しい、や、子供の頃にタイにいたことで将来の選択肢が広がる、といった、二つの言葉が印象的でした。私に子供がいたら、そのような体験をさせたいと思いました。
・ポーンアノン先生の、教育制度をまとめたスライドや説明が簡潔で、短い講演時間の中でも分かりやすかったです。また、水谷先生のお話は、タイ生活により深く入ってこられた方ならではの視点で、タイ社会について述べていらして、興味深い内容でした。
・とても分かりやすいお話しで、知りたかった内容が随所に散りばめられていて、 時間があっという間に感じました。
・今回のオンライン講座の内容は最初から最後まで一字一句逃すまいと思えるほど、お二人の先生のお話がどれも興味深い内容でした。最後質問タイムを設けていただき、気になっていたことを直接ポーンアノン先生にお答え頂き理解が深まりました。「ヤーイカター」の物語はタイトルに「おばあさん」が先に来て、なぜ「おじいさん」の「ター」が後なのか。【韻を踏む】というワードが出てきて納得いたしました。今回講座案内を知り、申し込んだ後に自分なりにYoutubeでヤーイカターの動画を見て予習しておきました。学べる場を設けてくださったタイ国日本人会及びタイを知る会の関係者の方々、講師の先生方に心から感謝いたします。とても楽しく参加できました。ありがとうございました。
・普段なかなか聞くことのできない先生がたのお話しタイの人の国民性など聞けて満足です。タイの方日本の方そして両面を持ち合わせておられるお二人からでしたからこの企画の満足度大です。ありがとうございます。
・タイで子育てしていますが、タイの子育てや教育ついて知る機会が全くなかったので、今回お話を聞けてよかったです。子育てを通じて、タイの方とも繋がっていきたいな、と思いました。
・10数年前子どもが小さかった頃にすくすく編集スタッフとして絵本の特集をしたことがありました。調べていると、当時日本の絵本の翻訳がほぼポーンアノン先生と知り、どんな素敵な方だろうと想像していました。今回ご本人のお話を聞くことができて、うれしかったです。お二人それぞれに貴重な、いいお話でした。ありがとうございました。
・タイの教育制度についてすごく興味があったのですが知る機会が全くなく気になっていたので、大変に参考になり、全てが興味深い内容で、とても楽しく拝聴させていただきました。このような機会を与えてくださりありがとうございました。
 
◉講演会の感想◉
・オンラインで参加しやすく、仕事だけしていても中々聞く事のできない貴重な教育・子育てについて知る事ができ、とても有意義な時間でした。本当にありがとうございました。
・YouTubeなどの映像もインパクトがあった。質問や答えについても適宜対応していた。見て歩きも出来ている時があったようで楽しそうだった。
・タイの家族関係や人柄、歴史、タイの教育制度等に触れることが出来てとても楽しかった。また現地校の学校の様子やタイの方が何故受け入れ体制や寛容なのかというところの、私の謎が少し溶けた気がしてすごく良かった。
・今まで、外国人社会での情報ばかりで、せっかくタイに住んでいるにも関わらず、現地の子育てや教育の実際についてあまり知る機会がなかったので、大変貴重な機会になりました。 タイでの母系文化についてや寺院が教育における大きな役割を果たしていることなど、 日本との違いを知り、大変驚くと共に大変興味深かったです。 家庭における母親の存在感や父親の役割など、日本の子育て家庭でも見習いたい部分がたくさんありました。 日本の子育て支援の専門家の皆さんやご家庭にも是非伝えさせて頂きたい内容でした。
・タイと日本の違いが昔話を題材にされたところに関心があり参加したので、タイの絵本の紹介などもあり今後のこどもの読み聞かせの絵本選びに大変参考になりました。またタイの学校教育の歴史を知ることができ、大変有意義な時間でした。
・日本人にとって、なじみのある桃太郎の絵本の解釈の比較が面白かった。
・気軽に聞くつもりで参加しましたが、ポンアノン先生と水谷先生のお話が面白く分かりやすかったので、思わず聞き入ってしまいました。お2人は、国際結婚をされて文化の違いに最初は戸惑い、苦労もなさったと思いますが、それをユーモアたっぷり笑顔で語ってくださいました。タイ文化と日本文化それぞれ両方の良い所を見ることが大事です。 タイ人は時間にルーズだと思っていましたが、日本人の時間に厳しいところが逆に、タイ社会では不利になるとの解釈を聞いてなるほどと思いました。 こんなお人柄の良い先生のいらっしゃる大学に、これからのグローバル社会に適応するため、自分の子供を将来通わせる選択肢もありだなと真剣に考えます。
・タイで生活をしていてもなかなかタイの方と知り合う機会がありませんでした。今回の講演会でタイの学校の様子や生活を知ることができ、勉強になりました。 ありがとうございました。
 

〜講演会時にお答えできなかった質問の先生からの回答〜

①Q:タイのグローバル教育は何歳頃から始まり、どのようにされていますか。
A:幼稚園からです。
 英語教育に関して言えば、ミッション系の学校であれば幼稚園から始まります。
私自身もミッション系の学校を出ました。
各県に最低1つはミッション系の学校があり、宗教に関係なく入学できます。
公立の学校は小学校からです。ただ先生のレベルがあまり高くないと思います。
しかしタイは欧米人も多く、学生達は英語に接する機会に恵まれています。
またタイの学生達は間違っても恥ずかしいとはあまり思いません。それが日本との違いだと思います。
IT教育は少し遅れていると思います。指導する人材が足りていません。人材育成がカギとなります。
 
②Q:タイでは祖父母に子供の面倒を見てもらうことが多いのですか。
  会社に託児所などないのでしょうか。
A:タイでは母親も働きますし、祖父母の年齢も若いですから任せる場合が多いです。
 ただ家庭環境にもよりますが、安易に携帯やタブレットを与えて子守をする場合も見られ、それが問題になっています。
日本と同様、勤め先に託児所がある企業や病院もあります。また、タイ人は子どもを大切にしますから、職場に子供を連れてくる人がいても面倒を見て可愛がり文句をいうことはありません。
 
③Q:これからのタイと日本の関係について希望することは何ですか。
 A:友好関係がずっと続くことです。
 
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