「タイ舞踊芸術と古典音楽に親しもう」活動報告
〈日時〉2023年2月28日(火)
10時~12時30分(会場9:40)
〈場所〉日本人会別館ファンクションルーム①②③
タイ王立舞踊学校の6人先生方(音楽担当:バムルン・パタヤクル氏、クライリット・ カンルン氏、チャイラット・ウィーラチャイ氏、モンタ・キムトン氏の4名/舞踊担当: マダポーン・ノイット氏、スチャート・エクンチョン氏の2名)をお招きして、古典音楽 や舞踊にふれるイベントが2月28日に行われました。
開演前に申し込みをされた54名全員が来場され、タイ舞踊芸術と古典音楽に対する 皆さんの興味関心のうかがえました。
以前「かたリベの会」でバムルン氏とご一緒に活動されていた山川氏のご協力のもと、学校紹介や楽器説明のあとに 演奏が行われました。緩急をつけたメロディーラインの美しさや、打楽器・弦楽器の息の 合った演奏の素晴らしさ‥‥それはまさに、楽譜にたよるのではなく、耳で聞き、心に刻 む音楽ということを実感させるものでした。
柔らかく心地よい音楽を参加していた赤ちゃん(4名)も一緒に楽しみ、和気あいあい とした雰囲気のなかで癒やしの時間を味わいました。
5分間の休憩をはさんで、後半は舞踊と音楽をともに鑑賞しました。 タイ舞踊の解説として、手の形や仕草で表す喜怒哀楽を参加者も一緒に体験して、舞踊 の奥深さを知るとともに、参加者の皆さんにとって舞踊がより親しみやすいものとなった ようでした。
最後は、会場の方々も飛び入り参加し、マダポーン氏・スチャート氏の手の動きをまね ながら会場全体を使って一緒に踊りました。次第に大きくなっていく踊りの輪、皆さんの あふれる笑顔が印象的で、このイベントの素晴らしさを何よりも物語るものとなりました。
途中には、日本人になじみ深い「昴」や「東京音頭」の演奏もあって、手拍子や合いの 手も入って会場全体が盛り上がりました。
花束贈呈・参加者全員による写真撮影後も、演奏や舞踊をご披露くださった先生方が個 人の写真撮影にもこころよく応じてくださり、参加者の皆さんはたいへん満足して帰路に つかれました。(さらにこれからタイの音楽や舞踊を学びたい人へ、先生方からのご案内 があり、後日、事務局でとりまとめて参加者の方々にお知らせするという、嬉しいお話も 最後にありました)
(活動報告:谷口元子)