活動報告 / リリース
イベント
  • 【10 月イベント】「Ajinomoto Cooking Classでチャレンジ!タイ料理」
    2023年10月31日(火)
【日本人会イベント】 10/24(火) 『Ajinomoto Cooking Classでチャレンジ!タイ料理教室』を開催しました。
 
10月24日火曜日、BTSパヤタイ駅近く、タイ味の素社内のキッチンスタジオでタイ料理を学びました。
明るいビルに入るとすぐにスタッフの方のお出迎えがあり、キッチンスタジオのある階にご案内くださり、レモングラスとパンダンリーフを煮出した温かいウエルカムドリンクをいただきました。
竹井婦人部長のご挨拶を聞きながら、楽しんで作れるタイ料理への期待が高まっていきます。

まずは、味の素ミュージアムへ。展示を見ながら、うま味の発見についてわかりやすく解説をしていただきました。日本人の体格をよくしたいという思いから研究されてきたということで、世界に通ずる「うま味」を調味料として製品化していく過程がまとめられていました。

味の素=サトウキビと思っていたのに、地域性を利用していてタイではキャッサバ(アメリカではコーンなど)を原料として発酵させることによってうま味成分であるグルタミン酸ナトリウムを調味料として作り出していることにとても驚きました。大好きなタピオカが味の素ということですね。

ミュージアムにはタイならでは、の製品もたくさんあり、現地に貢献できるように様々な工夫を凝らされている事も伝わってきました。ミュージアムの後に、続けてうま味についてのセッションをしていただき、塩分やカロリーを控えた健康的な味付けが工夫できることもとてもよくわかりました。

セッションの後はいよいよ、Ajinomoto Cooking Schoolのエプロンと帽子をつけてキッチンスタジオへ。清潔でとても明るく使いやすそうな8つのテーブルには、既に材料や器具が並べられており、スタッフの皆さんがにこやかに出迎えてくださいます。

シェフのBeam氏と通訳のNatsuki氏のテンポ良い指導のもと、まずはメインのトムカーガイを作ります。たくさんの量のカー(タイショウガ)にレモングラス、パクチーが準備されており、すり鉢で叩いていくととても良い香りがキッチン内に広がります。コブミカンの葉やニンニク、ライムの量も普段使っている量からは考えられないほどのたくさんの量ですが、ココナッツミルク、少量の味の素を加えた鍋の中はいっそう良い香りに包まれて、具材に火が通って仕上げられていきます。

メインが出来上がるとすぐにヤムトゥアプーに取りかかります。
こちらもハーブを利用しながら、味の素を少し足します。四角豆の茹で時間と冷やし方のタイミングと、ココナッツミルクで炒めるエビと豚ひき肉がポイントのようです。混ぜ合わせるとこちらもとても彩良く、美味しそうな香りがしてきます。

最後まで、にこやかに優しく指導をしてくださったシェフのBeam氏とわかりやすく伝えてくれた通訳のNatsuki氏のおかげで参加者の皆さんの手際もよく、あっという間に調理実習の時間が終了です。

調理をしている間に、スタッフの方々が試食会場を手早く準備してくださったおかげで、実習を通して初めて知り合いになった会員の方々ともテーブルで会話しながらゆっくりとした試食会ができました。塩や砂糖、唐辛子の辛味などの調味料をとてもたくさん使うイメージのあるタイ料理ですが、塩も砂糖もほんの一つかみほどの量で仕上げたのに素材の味が生かされていて深みもあり、どちらもとても美味しくいただきました。

今回は、日本人会の会員限定のイベントになりましたが、竹井婦人部長、担当の泉氏、スタッフの方々の細かいところまでご配慮いただいたご準備や後片付けのおかげで、ゆっくりと食事をしながら交流することのできる貴重な機会となりました。

婦人部では、引き続き、11月には「クリスマスフラワーアレンジメントのワークショップ」、2月には「ハーバルボールの作成&体験会」を企画しております。これからもご要望にそった内容のイベントを準備して、多くの方々のご参加をお待ちしております。                  
(婦人部 室賀さゆり)

 
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