活動報告 / リリース
イベント
  • 【12月イベント】12/19(火)『お正月を華やかにするフラワーアレンジメントワークショップ』を開催しました。
    2024年12月23日(月)
12月19日火曜日、Flower Design Lab代表の大浦孝高氏を講師にお招きして「お正月を華やかにするフラワーアレンジメントワークショップ」を開催しました。

参加者22名が、大浦氏を囲むような形でお話を聞くことができるような会場にし、同じような距離感で大浦氏の手元に全員の熱い視線が集まる中で、ワークショップが開始されました。

先ず始めに、メインになるグリーンのスパイダーマム。幸運や健康、若々しさなどポジティブな明るさを示すこの花は、菊の一種ですが結婚式などのお祝い事にもよく用いられます。その次に、まん丸で可愛らしいピンポンマム。真っ白がグリーンに映えます。さらにガーベラ、カーネーションの赤が華やかさを出していきます。そこまでを挿し終えるとすでにそれぞれの個性が出て表情が変わった素敵な作品が出来上がる予感がしてきます。そこに、タイではミッキーマウスと呼ばれ、赤い丸い形の小さな実がついているヒペリカムとスプレー菊を、量感を考えながら挿し、いよいよ緑を加えていく作業です。スギを、長さやバランスを考えながら切っていきます。準備していただいた写真や既に完成された作品を見ながらも、スギをオアシスにどのくらいの量、どの位置にすれば良いのか悩み考えて挿していきます。オアシスに大きな穴が開いてしまうとやり直しが効かないので、この辺りが一番難しいところです。続いて、シダの葉っぱの形や向きを考えながら、オアシスが見えなくなるように上手に配置していきます。ほとんどの花材を入れ込んだところで、大浦氏がそれぞれの作品にアドバイスしてくださると、ますます生き生きとした表情に仕上がってきて、さらに「良いですね。」と声をかけてくださるので、皆さんの表情にも安心感と作品に対する自信が出てきます。お花の癒し効果は勿論、終始にこやかに穏やかな口調で褒めてくださりながら、やさしくご指導してくださる様子に、あっという間に楽しい時間は過ぎ、全員が時間内に完成させることができました。花材は同じでも、それぞれの花や葉の特徴や枝ぶりを生かして、個性あふれる表現になっていて、集中して仕上げた素敵な作品に、皆様、満足していらっしゃる様子が伝わってきました。竹の花瓶に挿しているのでお正月の雰囲気がありますが、作品の色合いから、竹の周りを赤や緑、金といった色の物で包み、リボンを巻く等、ちょっとした工夫をすれば、まずはクリスマスを華やかに過ごし、そのあとは竹を生かして花材を少しずつ入れ替えるなど、今回の講習で学んだことをしっかり生かして、お正月用の作品を再び作る楽しみができそうです。

終了後は、参加者の皆さん一人一人が、スタッフが多めに準備していた花材から、お持ち帰り用のお花を選びました。家に帰ってから、別の花瓶に生けたり、今回の作品に足してみたり、というお楽しみも増え、嬉しいプレゼントとなりました。

2025年1月には「たーれっくさんと行くタイのお寺バスツアー」の1日旅行を予定しております。多くの方々のご参加をお待ちしております。                 (婦人部 室賀さゆり)
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